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「名取人」朗読・読み聞かせボランティアサークルねむの木代表 本望 初枝さんを紹介します


 名取市で夢や目標に向かって頑張っている方、市に貢献をいただいている方などを紹介するコーナー「名取人」。
 今回はを目標に活動している朗読・読み聞かせボランティアサークル
「ねむの木」の代表をされている本望初枝さんをご紹介します。

名取人

朗読・読み聞かせボランティアサークル
ねむの木
代表 本望初枝さん

 「本を読むことは、心の栄養になります」。そう話すのは図書館や幼稚園などで絵本の読み聞かせを行っている「朗読・読み聞かせボランティアサークル ねむの木」の代表 本望初枝さん。子どもたちと一緒に活動する中で子どもが本に触れる機会を創出したいと考えて、退職を機に読み聞かせの活動を始めました。
 本望さんは、子どもは本を読むことで感情の起伏や出来事を疑似体験することができ、新しい価値観に気付く機会にもなると考える。同じ本を読んでも人によって異なる感想を持ったり、一度読んだ本も時間を置いて再度読むことで新たな気付きを得られるとのこと。「ぜひお子さんにはたくさん読み聞かせをして欲しいです。忙しいなどの理由で叶わない場合はねむの木の読み聞かせにお越しください」と本望さん。
 「読み聞かせをしている時、子どもたちの目を見ると夢中になっているのがわかります。だんだん前のめりになってきたり、紙芝居の裏側に回ってきたりする子もいて、本が持つ魅力を改めて感じます」子どもたちが本に引き込まれている様子を見ると、充実感に包まれるそうです。
 本望さんは「子どもたちの健やかな成長の一助となるため、年を重ねても活動を続けていきたい」と話します。子どもたちの豊かな心を育むため、本を手に取る―。


本に触れる大切さを話す本望初枝さん(名取市図書館で撮影)