なとり市民ライター　てるる

長年名取市内で家電製品の販売・修理・設置を行っているPanasonic shop㈲幸洋電器さんに、市民に愛されている秘訣や仕事の魅力などのお話を伺ってきました。

Panasonic shop ㈲幸洋電器さんは、昭和51年(1976年)に名取で創業され、現在は目黒忠吾さんと、目黒孝さんの親子二代で経営されています。

お店の前には、乾電池の自動販売機があってびっくりしました。
(落下の衝撃とかどうやって吸収しているんだろう、これ…)と思い、単三電池を一つ購入してみました。

今回、二代目社長の目黒孝さんに取材をさせていただきました。お忙しいところ、インタビューを快諾してくださって、本当にありがとうございます。(以下、質問内容を細字で、目黒孝さんの回答を太字で表記します。また、対話内容は要約されています。)

本日はインタビューよろしくお願いします！
「こちらこそよろしくお願いします！」

この仕事をする上で大切なことは何だと思いますか？
「与えられた仕事をきっちりやるだけで止めるのではなく、プラスアルファすることだと思います。私も実際に、地震が起きると危険な棚を発見したとき、隙間を埋める補助具を相談して買ってきたことがあります。自分で考えてお客さんのためになるようなことがあったら、それを進んで実行することが大切でしょう。」

この仕事の楽しいところや面白いところはどこだと思いますか？
「喜ばれるときが一番楽しいですね～。お客さんと面と向かってするお仕事なので、お客さんの喜びが直に届くのがポイントだと思います。
面白いところは色々な人、個人に出会えるところです。また、昨日と今日が必ず違っている、パターン化されてない毎日があるのも面白いポイントです。」

この仕事の意義は何だと思いますか？
「ひとりひとりのお宅にお邪魔することは、大型の家電量販店では難しいです。特に、大型の家電量販店まで行くことが難しい人がたくさんいらっしゃいますから、そのような方々の支えになるお店が必要だと感じます。また、家具の移動やリモコンの使いかたを忘れてしまったなどの些細なところまでサポートすることができるのも、意義(？)なんじゃないでしょうか。」

この仕事を始めたきっかけは何ですか
「なりゆきですかね。小さい頃はプロ野球選手や小説家が夢でした。」

一番印象に残った仕事、大変だった仕事は何ですか
「一番を決めるのが難しいくらい、印象的なことが沢山ある毎日です(笑)。大工さんが来るから、おやつが欲しいのでリンゴを買ってきて欲しいと言われたことや、夜中2時半ごろに突然電話がかかってきて、おうちに訪問したらおばあちゃんが倒れていたということなどですかね。車椅子から落っこちてしまっていたので、布団まで連れて行ってあげました。」

最後に、僕たち高専生や高校生にアドバイスをください！
「やりたいことをやりたいうちにやっておこう。興味のある事には、少し無理をしてでも、じゃんじゃん挑戦して行った方がいいと思うよ。」

繰り返しになりますが、インタビューを快諾してくださった目黒孝さん、本当にありがとうございました！
ぜひ皆さんも、乾電池の自動販売機を見に行ってみてくださいね！