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なとり学生ライター活動開始!地元の学生がなとりの魅力を発信します

こんにちは!
名取市なとりの魅力創生課魅力創生係職員です。

今回はなとり学生ライター事業についてご紹介します。


なとり学生ライターとは?


名取市内には計4つの大学・高等専門学校・高校があるのですが、
学生が主体となって学生目線のなとりの魅力”の記事を書いてほしい、という思いから、今年度、この4つの学校に通う学生のみなさんに

「なとり学生ライターになってなとりの魅力を発信しませんか?」

とお声がけしました。

その結果、計13名の学生が「なとり学生ライター」としての活動に参加したいと手を挙げてくれました!

学生ライターには、来年の2月までの1年間活動をしてもらいます。

募集チラシのデザイン


ちなみに、昨年度は市民ライター事業を実施し、3名の市民ライターが名取市noteに記事を投稿しました。
市民ライターのみなさんが書いた素晴らしい記事が下のリンク先にまとめられているので、ぜひご覧いただき「スキ」をいただけると嬉しいです。


なとり学生ライターはどんな活動をするの?


学生ライター活動の目的は、
“学生目線のなとりの魅力”の記事を名取市公式note 等に掲載することで、広くなとりの魅力発信を行い、市内外へ改めてなとりの素晴らしさを伝えること。

学生各々が「これはなとりの魅力だ!」と感じたことや人、場所について、取材したり写真を撮ったりして記事を書き、月に1回、名取市公式noteに記事を掲載してもらいます。

活動を開始するのは7月から(ブラッシュアップ講座で活動開始)となりますが、実際に投稿をするのは9月から来年の2月までとなります。


第1回ブラッシュアップ講座を開催しました


取材するためのアポイントから取材、写真の加工や執筆作業まで幅広い作業を行うライター活動。
記事を書いたことがない人にとっては高い壁に感じると思います。

そこで、

どうやって取材したらいいんだろう?
記事ってどうやって書けばいいの?

そんな疑問をプロから分かりやすく教えてもらえる「第1回ブラッシュアップ講座」を学生ライターを対象に、7月21日に開催しました。

今回はプロのライターとして活躍し、名取市出身でもあるジェンティーレ恵氏に講師としてお越しいただきました。

ジェンティーレ 恵
宮城県名取市出身。約8年間、編集者として東京・大阪の出版社に勤務。現在取材活動の傍ら、ライティングスクール講師、震災関連事業、商品ネーミングなどにも携わる。

まずは自己紹介から

なとり学生ライターのみなさんに、それぞれライター活動にかける思いを語っていただきました。

昨年市民ライターとして活動し、またやりたい!と参加してくれた学生や、写真部に所属していて執筆にも興味を持ってくれた学生、来年から新聞会社で働くという学生、「なんとなく楽しそうだったから!」という理由で参加してくれた学生もいました。

自己紹介をする学生

取材の方法について学ぶ

次に、講師のジェンティーレさんによる講義が始まりました。
ジェンティーレさんは、「学生が緊張しないようにしたい!」と、常に学生に気を配りながら明るい口調で話をしてくださいました。

難しい話に入る前には
「これから難しい話に入るよ~頑張って聞いてね!」
と学生に声をかけていただき、
深い話もとってもわかりやすくかみ砕いて説明していただきました。

配布された資料もかわいいイラストで分かりやすく取材や記事の作成などコツがまとまっており、学生ライターが要所で見返すことができる資料となっていました。

ジェンティーレ恵さん


ジェンティーレさんのお話の中で特に印象に残った”名言”を2つご紹介します。

名言① 「相手のために書く」それだけ。

記事を書くときには、相手のために書く。それだけです。

と語るジェンティーレさん。

ブログやSNSと違い、自分のためではなく相手の方に向けて書くのが記事というもの。
文章が変じゃないか、誤ったことは書いていないか、写真はどれにしようか…。
相手がいることを意識して記事を書いていただろうか、と名取市note担当の私も背筋を正される思いになりました。

名言② 私たちの記事は選ばれて読まれる。

私たちの記事は、インターネットで検索されたり、多くの記事の中から「選ばれて」読まれるようになります。
誰かに選んでもらえるような”需要がある”記事を書かなくてはいけません。

と語るジェンティーレさん。

自分が何を発信したいかも重要ですが、相手が何を求めているのか、どんな記事を読みたいと思ってくれるのか、そう考えながら記事を書くことも重要だということを学びました。

講義を受けているみなさん


そのほかに、記事制作の流れや注意点についても一つひとつ丁寧にご説明いただきました。

「時間配分に注意してね」「迷ったときは自分の感性を信じること」

ジェンティーレさんから的確なアドバイスをもらい、表情がやわらいでいく学生たち。
初めての取材に挑戦する学生のみなさんはきっと安心できたことと思います。

グループトーク

最後に2つのグループに分かれて学生同士で交流をしてもらいました。
初めて会うほかの学校の人たちとの会話に少し緊張した様子でしたが、部活動やサークル、取材したい場所について話すうちに緊張が解けてきたのか、和やかな雰囲気でグループトークは終了しました。

4つの学校がバラバラに分かれてのグループトーク
発表に拍手を送る学生

さいごに


なとり学生ライターの記事の投稿が始まるのは9月からです。

私たちなとりの魅力創生課はなとりの魅力を発信するために日々活動を続けていますが、市職員の私たちと学生では、”魅力”だと感じるところは異なると思います。

名取市内の学校に通う学生はどんなところに「なとりの魅力」を感じるのでしょうか。
9月からの投稿を楽しみにお待ちいただければと思います。

ぜひ、活動を始めたなとり学生ライターを「スキ」で応援お願いいたします!

それでは、また。